心の備忘録

20歳大学生の日記です。

かわいそうな「彼」の話(肥大化した自己愛)

大学にはいろいろな人がいます。

髪の毛が赤い人、青い人、金色の人、黒い人、薄い人etc...

その中で、今回は僕が大学で知り合った「彼」の話をします。

 

 (プライバシーと身元バレに考慮し、本筋とは関係ない場面で多々フェイクを入れます。)

彼とは、大学に入学した当初の合宿で知り合いました。相部屋だったので。

180cmの身長に、90kgはあるであろう巨躯を揺らしながら笑う彼は、アニメが好きな好青年でした。当時の印象は悪くなかったと記憶しています。

当時の僕は大学に、グランプリファイナルで記録的な結果を出し優勝した羽生結弦選手並に滑りまくった末の入学であり、学歴コンプレックスを引きずっていたので(余談です。僕はその後しばらくそのコンプを引きずることになるのですが、今は完治しています。詳しい話はまたいつかしたいですね。)僕は彼に出身高校を聞きました。

「あ~俺?第3高校(仮名)なんだよね~」と答える彼。隣県の高校でした。

僕は自分の住んでいる県以外の高校の勢力は知らなかったので、当人がいないところでグーグル検索。偏差値は50近辺のありふれた普通高校でした。

合宿はその後何事もなく終わり、僕と彼、そして共に相部屋だったもう一人の子(以後、A君とします。)の3人、大学で一緒に行動するようになりました。

 

時間は約1か月後に飛びます。

灰色の雲が太陽を隠し、雨が降りそうで降らない5月の半ば。

A君と僕は他愛もない話をしていた中で、彼の話題になりました。

「彼ってさあ、なんでこの大学に来たんだろうなあ?」

A君は続けます。

「だってあいつ、○○県で有名な進学校の1高(仮名)卒じゃんかあ。もっと良い大学に行けばよかったのになあ」

 

・・・どうやら、彼はA君に嘘の出身高校を告げていたらしいのです。

なぜ合宿で答えた普通高校が本当で、進学校が嘘だと分かったのか?簡単な話です。普通高校の公式サイトの某ページ。集合写真に彼の姿があったから。他にも彼が普通高校出身である証拠は検索すれば多く出てきます。なんでもインターネットで管理、共有する時代です。名前と顔が割れている一人の出身高校を(合法的に)割り出すことなど他愛のないことです。

そこから彼は1年にわたり、僕たちに嘘をつき続けました。

県内1位の進学校出身であること、強豪の××部に所属し全国大会に出場したこと。(驚くことに、彼は××が得意でも何でもない!彼には関係のないスポーツ)

大学の定期試験があれば成績が良いと嘘をつき、(彼の勉学に対する姿勢と教員たちの見る目で彼の成績が気の毒であることは明らか)実は某MARCHの○○学部にも合格していたんだと言い張る。(これに関しては合否は分かりませんが、まぁ十中八九、嘘でしょうね)

 

正直、この時点で僕は彼に対する好意的な気持ちは消え失せ、自分から彼に話しかけには行きませんでした。話しかけられてもけんもほろろな対応で、彼と縁を切りたい意思表示を行います。A君は何故か彼と普通に接します。彼のほとんどが嘘で形成されていることを知らないのか。そんなわけはないだろう。あのぞんざいな嘘を本気で信じる輩はいないだろう・・・。なんでだろう?

 

そんなわけで、彼はA君と喋るのと同時に僕にも話しかけます。僕はよそ行きの顔で受け答えをします。僕にしてみれば奇妙な関係です。彼とA君からはただの3人友達グループなんだろうけど・・・。

 

地面に残った雪は融け、次第に暖かくなる3月。学年末テストも危なげなく終わり、春休みを経て僕は2年生に進級しました。

A君も危なげなく進級、そして彼も進級していました。正直あの感じなら上がってはこないだろうと思っていましたが、彼も見えないところで苦労していたのでしょう。嘘と見栄で作った広い人脈で、過去問をもらったり一夜漬けしたりしながら・・・。

 

そして時は現在に至ります。

 

僕と彼は形式上まだ仲良しだそうです。反吐が出ますね。

いやそんなことを言いたいのではなく。まぁ反吐は出ますが。

 

自己愛性人格障害(自己愛性パーソナリティ障害)という病名があります。(あえて病気ではなく病名と記載しています。障害を障碍又は障がいと記すのと同じ理由です。)

 

自己愛性パーソナリティ障害(じこあいせいパーソナリティしょうがい、: Narcissistic personality disorder ; NPD)とは、ありのままの自分を愛することができず、自分は優れていて素晴らしく特別で偉大な存在でなければならないと思い込むパーソナリティ障害の一類型である[1]

 -wikipedia,「自己愛性パーソナリティ障害」より引用

 

僕は、彼はこれなんじゃないかと疑っています。疑ったところで何がどうなるわけでもありませんが。彼の奇妙な行動の理由付けをしたかったんですよね・・・。

彼の近くにいると、こう、胸が苦しくなる時があるんです。同情とも憐れみともとれる、虐待から保護された動物がこれ以上虐められない為に、精いっぱい威嚇しているのを見ているような感覚。

 

これは根拠のない予想ですが、彼は2年前期、又は2年後期で留年することになると思います。

それにより、彼が嘘で築き上げたハリボテの城は音を立てて崩れ落ち、本当の彼が白日の下にさらされます。

その時彼はどうなるのか。どうなってしまうのか。

そして僕はどう思うのか。何を考えるのか。

 

それを予想するには、Xデーは余りにも近すぎます。

 

いうえ